サッカーを続けていると、ケガをする人としない人はいますが
どの選手にも、100%起こることがあります。
それは、、、
「引退」です。
わかっていても、引退をどう迎えるか?
を考えている人はなかなかいません。
今日は、「引退」をしてからのことに少し触れてみます。
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引退する前にもっとこうしておきたかった
引退して、「もう少しこうしたかった。」「あの時、ここでケガをしなければ、もっとやれたのに」そういう想いは、正直、多かれ少なかれ、心のどこかに残ります。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20190108/889016.html
[サッカーキングの写真転載]
楢崎選手のように、自分自身で引退を決めることができたとすれば、やりきったと言い切れるかもしれません。
プロとしてやってきた自負もありますし、チームメイトは仲間でありながら、ライバルでもある。だからこそ、本来の胸の内というものを誰かに云うことなく、心の奥底に封印して「気づかないふり」をすることも多いのです。
ただ、この想いは、あることをすると昇華して、次のステージに活かすことができます。
限りなく100%に近い状態で、そうした想いを昇華するにはどうしたらいいのか?
それは、「棚卸しと未来記憶」によって、限りなく昇華できます。
棚卸しとは?
自分がサッカーにどう向き合い、どんな想いでやってきたのか?
ということを時系列、出会った出来事、感謝したい出逢いなどとともに、振り返ることをします。
この棚卸しをすることで、自分のがんばってきたこと、努力のツボ、特性、サッカーで得た能力が浮かび上がり、今後につながっていく価値観、生き方、あり方が明確になります。
一人で考えることもできますが、問いかけをしてもらい、客観的な言葉を耳にすることで、浮かび上がってくるものがあります。
例えば、大学生が就職活動などをする時に、企業の担当者に向けてアピール材料を探すために、「自分の強み」というものを言葉に表現することをしています。大学生は、みんなこういうことをやっています。
棚卸しは、どんなことに効果的なのか?
棚卸しをすることで、
こんな指導者になりたい!という方向性に気づく。
やったことのない仕事との向き合い方がわかる。
できること、足りないことがわかり、何から始めたらいいのかが決められる。
といったことがクリアになります。
サッカーを引退した後、棚卸しをして、サッカーというスポーツで体現してきたことを、言葉で表現することで、自分のやってきたことの「経験的価値」を客観視できます。
「経験的価値」を言葉に表し、自分の特性、価値観、あり方を捉えられることで、「自分が引退後の人生で本当にやりたいこと」とどう向き合ったらいいのか?
と云う礎がわかるので、次の一手が打ちやすくなります。
未来記憶については、また、あらためてお話しします。
サッカー引退後の個人セッションは、初回90分は無料で行なっています。
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